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屋根の劣化が進む原因を知って、適切にメンテナンスをしよう

2023.08.18

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念願のマイホームを手に入れたものの、その後のメンテナンスが大変だと感じている人もいることでしょう。

ここでは、屋根が劣化してしまう原因についてお伝えし、どのような施工をするのが望ましいかについてお話しします。

より快適な住まいを手に入れるためのヒントになれば、と思います。

屋根の劣化の主な原因とは?

屋根の劣化が進んでしまう原因としては、まず経年劣化が挙げられます。強い日光や風雨が直接当たる屋根は、劣化が進みやすい環境に置かれています。

どのような素材や施工方法を選択した屋根であっても、どうしても経年劣化は起こってしまうものです。屋根の経年劣化には、屋根材そのものが劣化しているケースと、塗装が劣化しているケースがあります。

屋根の塗装については耐用年数が10年程度、屋根材そのものの耐用年数は50年程度が目安とされています。

屋根が劣化しているから葺き替えが必要かもしれない、と考えている場合でも、別の方法で対処できることもあります。

どのような方法が適しているかを業者に相談して決めるようにしましょう。

カビや藻が、屋根の劣化の原因となるケースもみられます。藻やカビは湿気の多い場所で発生しやすいため、日当たりがあまり良くない環境下にある住まいの場合は、特に注意が必要です。

一般的な経年劣化のスピードよりも早いスピードで劣化が進む可能性もあるので、こまめに屋根の状態をチェックしたり、メンテナンスを重点的に行ったりするようにしてください。

カビや藻に関しては、高圧洗浄をして取り除くことが可能です。発生してから早い時期に除去作業を行う方が、スムーズに作業が進めやすいので、早めの対応を心がけましょう。

雨漏りが生じる原因とは?

雨漏りが発生したことがきっかけで、屋根の修繕を検討している人もいることと思います。実は、雨漏りの原因としては、屋根材の劣化ではなく、板金の劣化が原因となっているケースが多いものです。

屋根の素材に関わらず、屋根には雨仕舞と呼ばれる防水加工が施されています。雨仕舞は、板金を取り付けて屋根の弱い部分を補強する役割を果たしているものです。

また、屋根と板金の裏にはルーフィングと称される防水シートが敷かれていて、屋根・板金・ルーフィングの3点がセットになって雨漏りを防いでくれています。

3つのなかで劣化が進みやすいのが、板金です。

板金は、屋根のなかでも雨水が特に当たりやすい部分を補強する目的で取り付けられているため、風雨の影響を受けやすく、早いスピードで劣化が進んでゆきます。

雨仕舞板金の劣化の症状としては、サビや凹みが挙げられます。さらに劣化が進むと、穴が開いてしまい、雨漏りが生じる原因ともなります。

雨仕舞板金の劣化の進み具合は、板金の種類によっても異なるものです。古い住宅でよく使われていたトタンは、耐久性が低く、10年ほどで雨漏りの原因となる穴が開いてしまうこともあります。

近年注目を集めるガルバリウム鋼板は、高い耐久性を誇っているため、トタンと比べると劣化が進みにくいです。

雨仕舞板金の位置によっても、劣化のスピードが変わってきます。

屋根の最も高い位置に取り付けられる棟板金(むねばんきん)は、風雨の影響を受けやすいため、台風や暴風が発生した場合に激しく劣化したり、場合によっては吹き飛ばされてしまったりするケースも少なくありません。

棟板金が飛ばされてしまうと、屋根に穴が開いた状態になってしまい、雨漏りが生じる原因となります。

規模の大きな自然災害に見舞われた際は、念のため、屋根の状態を確認しておいた方が安心です。

屋根の劣化の状況はどんなタイミングで確認するのが理想?

大きな自然災害が発生したとき以外では、どういったタイミングで屋根の状態を確認するようにすればいいのでしょうか。

気候の厳しい夏や冬には、屋根も劣化が進みやすいため、屋根の状況をしっかりチェックするのがおすすめです。猛暑日が続く夏に、ずっと強い日差しを受けている屋根は、かなり過酷な状況下に置かれています。

年々暑さが厳しくなっている日本の気候の変化も考慮して、こまめに屋根の状況を確認するのがベターです。寒さの厳しい冬に関しても、夏と同様に屋根の劣化が進みます。

特に雪が降り積もる地域では、雪の重みによって屋根に負担が掛かり、場合によっては屋根材にひび割れが生じてしまうケースもあります。

雪が降っていない日に、屋根の状態に異常がないかを確かめるといった心がけをするようにしてください。

屋根の劣化が進んだ場合の修繕方法とは?

自宅の屋根が劣化してしまった場合、どのような方法で修繕をすればよいのでしょうか。劣化に対する修繕方法には、いくつかの選択肢があります。

最初に挙げられる方法が塗装工事です。屋根材に色あせやサビ、塗装のはがれが発生している場合は、塗装工事の施工によって、屋根材を修繕すると良いでしょう。

費用面の負担がさほど大きくなく、外観を綺麗にできるというメリットもあるのは、塗装工事ならではの魅力です。

屋根材の塗装のはがれや色あせは、雨漏りなどの直接的な被害をもたらすものではないため、つい施工のタイミングを先延ばしにしていまいがちです。

塗装のはがれや色あせが発生していれば、塗装の持つ断熱性や防水性が損なわれた状態になっていると認識して、さらに深刻な状況になる前に塗装工事の施工をしましょう。

早いタイミングで塗装工事をする方が、修繕にかかる費用を抑えられるというメリットもあります。

屋根材の劣化が激しい箇所を重点的に補修する部分補修の方法もおすすめです。部分補修であれば、施工工事が比較的短期間で済み、費用面も安く抑えることができます。

ただし、屋根材の種類や状態によっては、部分補修で対応できないこともありますので、専門業者の意見を参考にして補修方法を決めましょう。

劣化してしまった屋根をしっかり補修したい場合には、カバー工法を検討してみてはいかがでしょうか。

古い屋根材の上から新しい屋根材をカバーする施工法で、古い屋根材を外して葺き替えする方法よりは低予算で施工可能です。

まとめ

屋根が劣化してしまう主な原因としては、経年劣化が挙げられます。

屋根材そのものではなく、屋根の弱い部分を補強するために取り付けてある板金が劣化しているケースも多いので、どの部分が劣化しているかをしっかり把握した上で、適切な修繕工事をするようにしてください。

 

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