ー屋根工事におけるガルバリウム鋼板のメリットとは?ー
2024.03.22
屋根材にはさまざまな種類があり、日本の住宅では瓦が親しまれてきました。しかし現在は、瓦以外にも多くの優れた屋根材があり、それぞれの建物の構造やデザイン、ライフスタイルなどに適したタイプが選ばれています。
たとえばガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンを組み合わせて特殊なコーティングを施した薄型の屋根材です。瓦よりも軽量であり、耐震性などに優れています。
ガルバリウム鋼板が屋根材として市場に出回り始めてから約40年が経過していますが、それでも屋根材のなかでは比較的新しいです。高い耐久性や耐錆性が評価され、今では屋根材のなかでも主要な選択肢の一つとなっています。
この記事では、屋根工事でガルバリウム鋼板を利用するメリットとデメリット、さらにはその他の特徴について詳しくご紹介します。
ガルバリウム鋼板は耐錆性が高い
トタンのように錆びやすさが欠点として挙げられる屋根材がある一方、ガルバリウム鋼板は錆に強いというメリットがあります。防錆性が高い理由は、鋼板(鉄)を亜鉛のみコーティングしているトタンに対し、ガルバリウム鋼板は亜鉛・アルミニウム・シリコンで覆われているからです。
特に、アルミニウムの働きによって、耐食性が高まり、一般的なトタン屋根と比較して約20年長く錆から守れるとされています。錆を防ぐことにより、見た目の清潔感を保ちやすく、屋根のメンテナンスコストの削減にもつながります。
ガルバリウム鋼板にはマグネシウムを含んだ製品も
従来のガルバリウム鋼板は、亜鉛・アルミニウム・シリコンで覆われていますが、最近ではさらにマグネシウムが追加された製品が販売されています。
マグネシウムを加えることで、さらに耐食性が向上し、錆に対する抵抗力が従来の約3倍になるとも言われています。
ガルバリウム鋼板の耐用年数
屋根材として一般的なスレートや瓦などと同様に、ガルバリウム鋼板も永遠に使えるわけではありません。屋根材にはそれぞれ適切なメンテナンス時期があり、定期的な点検と補修、葺き替えが必要です。
ガルバリウム鋼板の耐用年数は目安として約30年から40年と長めです。ただし、その間はメンテナンスが不要というわけではなく、劣化が見られた際には適宜補修が必要になります。特に自然災害によるダメージを受けた場合は、速やかに修理することが大切です。
ガルバリウム鋼板は耐水性や防火性に優れているにもかかわらず、軽量であるため、劣化した屋根材の上から新しいものを重ねる「カバー工法」も利用できます。建物の耐震性を損なうことなく屋根を補強できるので、家を長期的に守るためにはガルバリウム鋼板がおすすめです。
ガルバリウム鋼板のその他の特徴
ガルバリウム鋼板は軽量性が最大の強みとされています。ほか屋根材と比較して著しく軽く、スレートの約1/5、瓦の約1/20の重さしかありません。軽い屋根は外部からの衝撃に対して強く、地震の際に損傷や落下が起きるリスクも低いです。
またガルバリウム鋼板は、屋根として重要な防水性も優れています。激しい雨が降っても雨漏りが起きにくく、雪や氷によるダメージも受けにくいです。
薄くて軽いガルバリウム鋼板は、屋根の形状に合わせてカスタマイズできることも魅力です。特殊な構造をしている建物などでも使用でき、住まいのデザインを決める際の自由度が高まります。
ひとことでガルバリウム鋼板といっても、メーカーごとにコーティングの技術や成分の割合などは異なり、性能にも違いがあります。そのためガルバリウム鋼板を選んだ場合は、どの製品を用いるのかを専門業者とともに決めていきましょう。
ガルバリウムのデメリット
多くの長所を持つガルバリウム鋼板でも、欠点がないわけではありません。屋根工事の際には、デメリットもしっかりと理解したうえで、適切な施工プランを立てましょう。ガルバリウム鋼板に限らず、屋根材を決める際には欠点も確認すると、後悔するリスクを抑えられます。
熱伝導率が高い
ガルバリウム鋼板のデメリットは、熱が伝わりやすいことです。金属屋根ならではの特徴であり、屋根の断熱性が低くなりやすい傾向があります。夏場に屋根が非常に熱くなるおそれがあり、快適な室温を保つためには別途対策が必要です。
たとえば断熱性を向上のためには、白や薄い色の塗料、あるいは断熱・遮熱性の優れた塗料で表面をコーティングする方法などが効果的です。また断熱材を屋根の下に設置するといった工法もあります。
音が伝わりやすい
ガルバリウム鋼板は、非常に薄いため、音が伝わりやすいというデメリットがあります。特に雨の日には、雨音が室内に響きやすくなります。
屋根工事でガルバリウム鋼板を選ぶ場合は、断熱材などを使って遮音効果を高めるのも一つの手です。遮熱性と遮音性の両方を兼ね備えた断熱材を選びましょう。
まずは専門業者に相談
ガルバリウム鋼板はたくさんのメリットがあり、導入を検討している方も多いでしょう。しかし、ガルバリウム鋼板がすべての住宅の最善策であるわけではありません。建物の構造や地域の気候、予算、理想のデザインなどによっては、ほかの屋根材のほうが優れている可能性があります。
そのためガルバリウム鋼板に興味のある方は、まずは屋根の専門業者に相談してみてください。屋根の状態や過去のメンテナンス歴なども踏まえた総合的な診断を受け、ガルバリウム鋼板での屋根工事が最適なのかどうか判断してもらいましょう。
まとめ
この記事では、ガルバリウム鋼板の屋根材としての利点と欠点を解説しました。
比較的新しい屋根材であるガルバリウム鋼板は、現在多くの家で採用されています。しかしすべての方にとってベストな選択とは言い切れません。屋根工事を成功させるためには、状況に応じた製品・工法を選ぶ必要があります。
ガルバリウム鋼板は軽量で、耐錆性・防水性・耐震性に長けている一方で、断熱性や遮音性には不安が残ります。そのようなデメリットも考慮しながら、屋根材を選びましょう。
とはいえ知識のない方が判断するのは難しいです。そのためまずは経験豊富な当社にご相談ください。お客さまの悩みや要望に合わせた最適なプランを提案します。
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